男性不妊

この基準値は過去1年以内にパートナーが妊娠した男性の精液検査で、下限から5％を対象とした数値であり、この値以上だからといって妊娠に問題ないことを示すものではありません。
精索静脈瘤や薬剤の影響など、医学的な対処により改善するもの以外では、体質や生活面の影響を受けやすいのが特徴といえます。

精子は精巣の中で平均して75日前後で作られるとされ、1日換算だと1億2,000万個作られます。とても長い時間をかけて作られますが、女性の卵子の180日に比べると期間が短い分、良い習慣を心がけることでスムーズに精子の質を高めることも可能になってきます。

• 腎 虚

  加齢や生活の不摂生、過労などで体力の消耗が大きく生殖機能が衰退している状態。
  
  漢方では、生命力の源である「精」を補う補腎薬で造精力を高めます。

• 肝鬱気滞

  疲労やストレス、激務や不規則な生活、プレッシャーや緊張などで、肝気の流れが滞りホルルモンバランスが失調した状態。
  
  漢方では、気の巡りをスムーズにする疏肝理気薬により自律神経の安定をはかります。

• 瘀 血

  冷えや代謝の低下、体調不良、偏食、喫煙、飲酒など老廃物により血液の質が劣化し、血行不良により精索が圧迫されたり酸素や栄養が届きにくくなった状態。
  
  漢方では、ため込んだ老廃物を排除して血液浄化と血流改善のための「駆瘀血薬」で新鮮な状態を保ちます。

ご夫婦でも、おひとりでもお気軽にご相談ください。
勉強堂の子宝相談では、お一人おひとりに合った食事指導や
生活養生のアドバイスをていねいにおこなっていきます。