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2025.11.13
第1回:秋から冬へ──冷えと乾燥に負けない体づくり
子宝応援ブログTOP〜妊娠しやすい体を育む"補陰・補血・巡り"〜
朝晩の冷え込みがいっそう厳しくなり、
小諸でも冬の気配を感じる季節になりました。この時期は、気温の低下と乾燥によって体が冷えやすく、
女性にとってはホルモンバランスが乱れやすい季節でもあります。
妊活中の方は、「冷え」や「乾燥」による不調に特に注意が必要です。
この季節に意識したい3つのキーワード
「補陰」「補血」、そして「巡り」
冷えや乾燥で失われがちな"内側の潤い"を補い、
血をしっかり巡らせることで、
体の芯から温かく、妊娠しやすい状態へと整えていきます。妊活の基本は「体を整えること」。
外から温めるだけでなく、内側から"熱を生み出す力"を養うことが大切です。
二十四節気でみる「季節の変わり目」
古くから東洋では、一年を24の節目に分けて季節を感じてきました。
秋から冬へのこの時期は、心と体の変化を感じやすいときです。11月7日「立冬(りっとう)」
暦の上では冬の始まり。
日が短くなり、朝晩の冷え込みが強まる時期です。11月22日「小雪(しょうせつ)」
紅葉が散り、山々では雪がちらつき始めるころ。
空気が乾燥し、体の潤いが奪われやすくなります。この頃から、
「風邪をひきやすい」「生理痛が重くなる」「基礎体温が下がる」
といった声も多く聞かれます。漢方では、こうした季節の変化を「気血の巡り」や「腎の働き」の低下として捉え、
体の内側から整えることを重視します。
勉強堂薬局からの季節アドバイス
・温かい飲み物(白湯や生姜入りのスープなど)を意識して摂る
・首・お腹・足首を冷やさないように心掛ける
・夜更かしを避け、しっかり休息を取る
・旬の食材(根菜、黒豆、れんこん、きのこ類など)で「腎」を補う冷えは"妊娠力の敵"とも言われます。
体を温め、潤いを保ち、血の巡りを整えることが、
冬の妊活を支える第一歩になります。
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