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2025.09.22
【第3回】40代の生殖機能の特徴と治療の工夫
子宝応援ブログTOP40代になると卵巣・子宮・卵管に以下のような変化がみられます。
卵巣の変化
・卵子の減少・質の低下
・FSHの上昇による卵胞発育の加速
・LHの上昇による男性ホルモン増加
子宮・卵管の変化
・子宮血流の低下
・子宮筋腫・ポリープ
・子宮内膜が薄くなる
・卵管機能の低下
これらは「着床障害」「ピックアップ障害」につながりやすくなります。
そのため、不妊治療の現場では、
・強い刺激を避けた自然周期や軽い排卵誘発
・子宮環境を整える処置(ポリープ除去・卵管通水)
・状況に応じた体外受精
などが工夫されます。
ただし、どの方法でも「体の基盤」が整っていなければ成果は出にくいため、体質改善と併行した治療が重要になります。
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