肺を守る秋の過ごし方──ホルモンと気血を整えて子宝体質へ

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  • 2025.09.15

    肺を守る秋の過ごし方──ホルモンと気血を整えて子宝体質へ

    東洋医学では、ホルモンの力を支えるのは「腎」です。腎は夜10時から2時の間に休むことで元気になるとされ、子宝を望む方にとってはとても重要です。

    また、秋の厳しい気は草木を枯らすように、私たちの体にも影響を及ぼします。
    その影響を受けないためには、心を安らかに保つことが大切。

    精神が不安定になると気の巡りが悪くなり、体調を崩しやすくなります。

    さらに、秋は空気が乾燥し、肺が弱りやすい季節です。

    肺は「気」を取り込み全身に巡らせる臓器であり、子宝につながる気血の巡りとも深い関わりがあります。
    そのため秋の養生では、

    • 潤いのある食べ物をとる

    • 冷たいものを避ける

    • 体を冷やさない

    これらを意識することが大切です。

    現代医学的にも、乾燥は呼吸器や免疫機能に影響を与えます。
    乾いた空気は鼻や喉の粘膜を傷め、ウイルスや細菌への抵抗力を下げてしまいます。

    特に妊娠を望む方にとって、体調を崩すことはホルモンバランスや排卵リズムの乱れにもつながります。
    また、肺は酸素を取り込み全身に届ける役割を持ち、血流や細胞の代謝を支える臓器です。

    肺が弱ると酸素供給が不十分になり、卵子や子宮へのエネルギー供給にも影響が及ぶ可能性があります。

    東洋医学の「肺を潤す」養生は、西洋医学でいう「呼吸器を守り免疫を高める工夫」とも重なります。

    加湿器を利用する、潤いを与える食材(梨・白きくらげ・はちみつなど)を取り入れるといった工夫も、子宝につながる体づくりの一助となるでしょう。

    気血がしっかり巡ることで五臓六腑が健やかに働き、妊娠しやすい体が整います。
    肺を守る秋の養生を心がけ、冬に向けてエネルギーを蓄えていきましょう。

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