原因不明不妊〜漢方でできる体質改善と3つの視点〜

「原因不明」と言われた不妊でも、東洋医学ではいくつかの視点から体の状態をひも解くことができます。
中でもよく見られるのが、以下の3つの体質です。

1. お血（おけつ）
血の巡りが滞っている状態。冷え、肩こり、生理痛が強い方に多く見られます。

2. 血虚（けっきょ）
血そのものが不足し、栄養が行き渡らない状態。顔色が青白い、めまいやふらつきがある方に多いです。

3. 腎虚（じんきょ）
「腎」は東洋医学で生殖や成長をつかさどる要。年齢による体力の低下や、生理周期の乱れなどがヒントになります。

これらは西洋医学の検査では見えにくい領域ですが、漢方では重要な"手がかり"となります。
私たちは、体質に合わせた処方や生活アドバイスを通じて、徐々に「妊娠しやすい身体」へと導いていきます。