35歳からの不妊相談~体外受精の成功のためには~

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  • 2019.12.02

    35歳からの不妊相談~体外受精の成功のためには~

    ①最新の体外受精のデータから見えること

     

    日本産婦人科学会が10月に発表したデータによると、日本で2017年に行われた体外受精や顕微授精などは、448220件。妊娠率は31.5%、出産成功率は17.7%、流産率は25.8%。現在不妊治療は多く行われております。不妊治療のみで出産まで至るケースは10人に2人未満と、妊娠判定から出産を迎えるまでの道のりの難しさが伺えます。

    勉強堂薬局では、妊娠・出産までの確率を上げるために、体の機能が十分に働いているか、冷えなどの不調がないかに注目します。病院治療の技術が進歩しても、男性の精子の状態、女性の子宮内膜や卵巣機能の状態とともに体調が総合的に整わないと、無事出産に至るまでの道のりは長く、確率も上がりにくいと考えております。漢方で考えれるサポートを行う事で、実際に結果に結びつき、お喜びの声を頂いております。

     

     

    ②ご夫婦一緒に体調を整え妊娠

     35歳Sさん。妊娠希望して5年。タイミング療法、人工授精6回するも結果には至らず。漢方的所見は、手足の冷え、生理痛、経血塊、ストレス過多など。ご主人も精子数の減少が見受けられ、体外受精を検討。奥様の血行不良、血液不足の改善、ご主人の精子の状態の改善を見据え10か月間夫婦で漢方を服用。状態が難しく困難を極めたが、漢方服用1年6か月で基礎体温の2相性が見られ始める。漢方量を調整しながら、漢方服用111か月、5個の採卵で2個凍結保存。4か月間漢方で体調を調整しながら移植へ臨み妊娠に成功。安胎処方を継続し無事に出産。漢方の服用と生活面の指導で、ご夫婦ともに体調を整え、1回の体外受精で無事妊娠・出産に導くことができた1例と言えます。

     

     

    ③漢方における体外受精のサポート

    近年問題となっている、精子の奇形、運動量の低下、精子数の低下等の男性側の問題。体外受精を成功させるには、漢方でのサポートが適しております。男性力、女性力が十分にあるかをポイントにおき、男性側には受精卵を分割して、妊娠出産までできる質の良い精子の割合を増やすこと。女性側には移植後の子宮への栄養状態や、流産予防を行っていきます。全体の体調管理を行っていくことで、無事妊娠・出産まで導きます。お悩みの方は一度ご相談ください。

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